障害者手帳を持っていると得する特典

障害者手帳の基礎知識

障害者手帳の一般的な定義は、日本国内で障害者としての公的機関に認定を受けることで発行されるものとなっている手帳制度です。

 

これには種類があり、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳などが主なもので、こうした障害を有する人に発行される手帳の総称となっています。

 

障害の種類はあるわけですが、精神障害者に対して発行される正式名称「精神障害者保健福祉手帳」でも表紙には「障害者手帳」とのみ表示されており、表紙を見ただけでは障害の種類は分からないように配慮されています。

 

この手帳を提示することによる各種特典があるのですが、一般的には公共機関等で料金の優遇などを受けることができる点で、但し所有している障害者手帳の種別や等級、各地方自治体によって、受けられる特典には差があるようですから、利用の際は各地方自治体、施設や交通機関に確認が必要となります。

 

更に、民間施設でも、それぞれ独自に特典を受けられるものもあり、障害者自立支援法に基づく各種特典を受けることもできます。

ちなみに障害者自立支援法(平成17年法律第123号)とは、「障害者及び障害児がその有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活又は社会生活を営むことができる」ようにすることを目的としており、これらの申請は各地域ごとに行います。

 


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